「可能性」という言葉について

昔から思っていた事ですが、テレビ等でほとんど毎日耳にする言葉に

「可能性」がどうしたこうしたというニュースがあります。

私の偏見かも知れませんが、どうも違う意味で使われていると思う

のは私だけでしょうか?  ちなみに辞書によると

1. 物事が実現出来る見込み。 成功の可能性が高い。

2. 事実がそうである見込み。 生存の可能性もある。

3. 潜在的な発展性      無限の可能性を秘める。

等、結果が良い方向に向かう事が感じられる時に使用する言葉だと解釈する

のですが。

連日、マスコミの報道時に例えば北朝鮮がミサイルを発射する可能性があるとか

今年の秋にかけては非常に大きい台風が発生する可能性がある等と何でも可能性で

片づけられているような気がします。

例を挙げればキリがないのですが、上記の2例は「可能性」ではなく、物事が

悪い方向に向かっていく事例なので、「恐れ」とか「危険性」等に変えて発言

するのが適切だと思えるのですが、如何でしょうか?